【Arts Rush】『妖し展』8月14日(水)〜8月26日(月)

アートラッシュ企画展Vol.196
『妖し展』
2013年8月14日(水)〜8月26日(月)
am11:30〜pm8:00(月曜日pm5:00まで) 定休日 火曜日(入場無料)
地図


=参加作家=
高橋信雅(絵画)
藤沢芳子(絵画)
kao(造形)
まいけるからわた(造形)
5*SEASON(絵画)
たむらせいじ(絵画)
大友啓晃(造形)
橘 明(造形)
原政人(造形)
もう一つの研究所(パラパラ漫画)
武盾一郎(画家・現代美術家
hi-(造形)
=順不同=
<特別飛び入り出展>
江村あるめ (球体関節人形



『ネズミに恋したネコのタムちゃん』

タムちゃんの線譜を3点出展しています!!

タムちゃんのストーリー

「ネズミに恋したネコのタムちゃん」の物語の要素は「報われない努力」と「不条理な人生」というやりきれないネガティブなものです。

タムちゃんは報われない努力と不条理で鬱になっています。


ところで、「鬱」の漢字の成り立ちはちょっと興味深いです。

【鬱】 (音)ウツ (訓)しげる
ウツの音は、気の充満を意味する語源「氳」(うん)からきている。
むんむんするほど木が茂ることを意味し、また、ひいて、はけ口がなく、悶悶(もんもん)とする意となった。


僕は鬱を生命力あふれる状態だと解釈しました。
タムちゃんは恋という生命力溢れる状態である。
しかし、努力は報われず不条理に見舞われてしまう。人生とは往々にしてそういうものだ。生命力溢れているからこそタムちゃんは鬱になります。
そして、生命力に溢れているからこの後の物語は必ずやハッピーになるはずです。


物語は絶望的状況でいったん閉じて「つづく」となっています。


続きはこれから考えます。
なんとかして希望と喜びと幸福に繋げようと思ってます。
その物語を導き出せるかが自分の将来にも関わってる気がしています。


今この瞬間はまだとてもツライ人へ、そして自分への励ましも含めて、希望への祈りを籠めてタムちゃんを描いています。


線譜『Heart(180*260) 01』線譜『Heart(180*260) 02』


ぜひ代官山アートラッシュにいらしてください!
facebookページ Arts Rush妖し展